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「大地の会」会報 No.36号
2001.3.23  発行
大地から学ぶ越路町の
お い た ち

【主な内容】

21世紀を迎え
春の半日巡検案内
地震シリーズ(15)         飯川健勝
地学情報 栃堀の一村一価値・珪藻土報告
会員の声
お知らせ

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21世紀を迎え
会長 小野塚 敏則

21世紀のスタートにあたり、まずは20世紀の「大地の会」を支え育んでくれたすべての 方々に心から御礼を申し上げたいと思います。「新潟第四紀グループ」の先生方からは成人大学 講座の頃より熱のこもった講義を続けていただいており、さらに現在も会の運営に際してのご 指導もいただいていることを思うと、相応しい感謝の言葉もございません。先生方と私どもの この幸運な出会いを、今後も決して忘れぬよう肝に銘じなければなりません。それから、当初 よりお世話いただいている教育委員会事務局、まったくのボランティアで毎月集まり続けてい る役員の方々、講義に足を運び続けてくれている会員の皆さん、さらには「渋海川渓国」や「一 村一価値づくりの」際に交流のあった方々、すべての方々に厚く御礼を申し上げます。皆さん との出会いがなければ20世紀の「大地の会」の発展はなかったことでしょう。

「大地の会」は全国へ向けても胸を張って自慢できる点がいくつもあると自負しております。 ここではいちいち数え上げませんが、ただ単に素人が地学を学ぶグループでこんなに継続して いるのは本当に珍しいのではないでしょうか。また、純粋な学習グループから発展して町づく りにもかかわっているという側面も案外例がないのではないでしょうか。「大地の会」の足跡は、 そのまま生涯学習団体のトップランナーの足跡だったのではないでしょうか。

そんな「大地の会」ではありますが、さすがにここ数年岐路にたたされていると思わざるを 得ません。会員の年齢も高齢化が進み、受講生の数が年々へり、固定化している、そんな傾向 があります。トップを走ってきたものの、やや疲れも見えてきたというのが現在かも知れませ ん。ここは一つ、会員の皆様一人一人から是非お知恵、お力を出してい ただき、この岐路において正しい判断を行い、さらなる発展への道を選 んで力強く歩みを進めていきたいと願っております。皆様のご理解とご 協力を願う次第であります。また、顧問の先生方には、21世紀におき ましても変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りたく心よりお願い申し上げます。 御礼とお願いばかりの文章となりましたが、21世紀のスタートにあた っての言葉に代えさせていただきます。

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春の半日巡検案内


みどころ    新潟県立歴史博物館学芸員による縄文時代の展示解説

縄文土器の文様の不思議に触れる
1.日時平成13年4月8日(日)午後1時15分〜午後5時(予定)
2.集合場所越路町総合福祉センター
3.対象会員及び一般どなたでも
4.案内新潟第四紀グループ
5.参加費500円程皮(歴史博物館入館料を含む)
6.申し込み4月2日までに教育委員会へTEL92-5910
7.懇親会巡検終了後、懇親会を行います。会費2,000円
お申し込みの際、合わせてお知らせ下さい。

今年の「春の半日巡検」は県立歴史博物館の見学を計画しました。縄文の展示を中心に学芸 員から詳しい説明や縄文の文様を付ける体験も予定しています。会員でない方も子どもさんも お誘いしてどうぞ大勢の方からご参加くださいますようお願い致します。

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