お知らせ | 平成13年度「大地の会」地学講座のご案内 |
新役員紹介 |
統一テーマ 大地が語る縄文時代10,000年のドラマ
歴史の教科書ではわずか数ページですまされる縄文時代ですが、実は10,000年という長い期間のことを指しており、その間にはいろいろなドラマがあったに違いありません。近年、新潟県内でも重要な発掘調査が相次ぎ、次第にこの10,000年の間に起こっていたことが明らかになってきました。このようなドラマについて、新潟県内の最新の調査成果も含めて、若手・中堅研究者の方々から熱く、分かりやすく講義していただく予定です。
◆会 場 : 越路町総合福祉センター 3階回 | 日時 | 内容 | 講師 |
午前9時〜 午後4時半(予定) |
野外巡検 柏崎方面 調査中の与三遺跡ほかの見学 集落遺跡の中の土器捨て場 |
中野 純 氏(柏崎教委) 新潟第四紀グループ | |
第2回 | 9月21日(金) 午後7時〜9時 |
開講式 講演 縄文時代の幕開け |
津南町教育委員会 主任文化財専門員 佐藤 雅一 氏 |
第3回 | 10月12日(金) 午後7時半〜9時 |
講演 縄文時代前期から後期への変化 ―主に集落の変遷からー |
みくに考古学研究所 石坂 圭介 氏 |
第4回 | 午後7時〜9時 |
講演 縄文時代晩期の集落と生業 ―低地集落の調査から見えてきた社会のようすー 閉講式 |
(財)新潟県埋蔵文化財調査事業団 荒川 隆史 氏 |
★テーマの見どころ聞きどころ
野外巡検 柏崎市与三(よそう)遺跡ほかの見学。調査中の与三遺跡では土器の表面採集なども楽しんでいただけるかも知れません。 | |
第2回 | 日本一の河岸段丘の町、そして縄文時代の遺跡の宝庫、津南町。その津南町の文化財担当である佐藤雅一氏が縄文時代がいかに始まったかをお話しします。 |
第3回 | 有名な長岡市馬高遺跡や十日町市笹山遺跡、津南町中ノ原遺跡などは、いずれも縄文時代中期に営まれていた大集落の代表例です。それがどのような遺跡で、どのように変わっていったかをお話しします。 |
第4回 | 近年、新潟県内では、縄文時代晩期の集落遺跡の発掘調査が相次ぎました。その調査を担当した荒川隆史氏より最新の情報をもとに縄文時代の最終末の様子について講演していただきます。 |
今年度は役員改選となっておりました。総会で承認されました役員の紹介をいたします。 役員一同、精一杯頑張ります。今後ともよろしくお願い申し上げます。
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